最終更新日 2021年1月30日

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様々な場で活躍するパイロット

皆さんはパイロットと聞けばどのような姿を想像するでしょうか。一口にパイロットと言っても実に様々な場所で活躍するパイロットがいます。エアラインで旅客機の操縦をする人もいれば、自衛隊などで軍用機の操縦をする人、またジェネラルアビエーションと呼ばれる写真撮影や遊覧飛行などに使われる軽飛行機やヘリコプターなどの小型機を操縦する人達もいます。パイロットを目指すにあたっては自分がどのようなフィールドで活躍したいのかイメージしたうえでその道に進む計画を立てていきましょう。

エアラインパイロット

空港やテレビでもよく見かける、想像しやすいパイロットのイメージといえばエアラインパイロットではないでしょうか。ANAやJAL、ルフトハンザ航空、アメリカン航空、など一度は耳にしたことのある各国を代表するような航空会社から、最近ではサウスウエストやライアンエアー、日本ではピーチなどLCCと呼ばれる航空会社も身近になっています。
これらの航空会社において旅客や貨物を載せた定期便に主に乗務するのがエアラインパイロットの仕事です。多くの乗客を乗せ、CAや整備士の人達と協力しながら最新鋭の旅客機を飛ばして世界各地へ、と華やかなイメージですが、半年に一度の審査や航空身体検査、訓練など地道な努力が求められる面も多くあります。

日本でエアラインパイロットになるには、航空会社各社の自社養成制度に合格するか、航空大学校に入学するのが、受けられる教育の質や費用も考慮しても一番良い方法だと思います。

自衛隊のパイロット

航空自衛隊や海上自衛隊などで戦闘機や輸送機、救難機などを操縦し、国防の任務にあたります。民間では考えられない厳しい世界であるのと同時に、一般の人が経験できないような世界もたくさんあると思います。政府専用機を運用しているのも航空自衛隊です。自衛隊の航空祭でのブルーインパルスの曲技飛行を見に行ったことがありますが、規定にしばられて決まった路線を飛んでいるエアラインのフライトとは全く違う世界です。YouTubeなのでも見られますので、興味のある方は見てみてください。
自衛隊のパイロットになる方法として防衛大学校に進学する道などがあるようです。

ジェネラルアビエーション

ジェネアビとも呼ばれ民間航空の中で航空機を使用して操縦訓練、薬剤散布、写真撮影、など運送以外の事業で使われる航空機を操縦するパイロットです。多彩な仕事がある分、それだけ様々な魅力のある職場があるということです。ただ小規模の事業が多い分採用も不定期で採用数も少ないのが現状でしょう。
ジェネアルアビエーションのパイロットになるには、自費で飛行学校を卒業もしくは航空大学校を卒業してライセンスを取得し採用試験を受ける方法が考えられます。

”あたらしい門出をする者には、新しい道がひらける”
ー 相田みつを - (日本の詩人、書家)