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受験対策

航空大学校 受験対策 3次試験

最終更新日 2021年3月12日

3次試験

航空大学校の3次試験は、面接試験及び飛行訓練装置による操縦適性検査となっています。これは宮崎県で航空大学校本校で実施されます。面接は航空大学校の学科教官や飛行教官によって実施されます。昔は実際に小型機に乗り込んで操縦適性試験をしていたようですが、最近は校舎の中にあるFTD:Flight Training Deviceを使用して行われます。実際に操縦の科目を行うわけではありませんので、事前の練習は必要ありません。ここでは、科目や操縦のうまい下手をみているのではないと思います。それよりも、マルチタスク能力や要領の良さ、指摘事項に対する修正能力をみているのだと思います。これはパイロットになってからもとても重要な能力です。

面接

面接対策については、市販の面接対策本を1冊買って読んでおきましょう。(就職試験に向けての心構え も参照)おそらく必ず聞かれるのが、志望動機やどんなパイロットになりたいか、等でしょう。自分が採用する立場にたったときに、初対面の相手を知るのにどんな質問をしたいか考えてみるとヒントになるかもしれません。
それから、自己分析をよくしておきましょう。自分自身について知るという事です。あなたの好きなもの、嫌いなもの。得意なこと、苦手なこと。性格。大学で学んだこと。すぐに答えられるでしょうか?自分自身についてよく知ることが、面接でうまく受け答えするための第一歩です。
自己分析ができたら、次は実際に予行演習をしておきましょう。入室する時のノックの仕方から、実際の面接、そして退室する場面を想定して練習しておきましょう。友人や家族に手伝ってもらうのが良いと思います。ここで慣れておくと本番では面接官との受け答えに集中できると思います。

操縦適性検査

前述の通り、操縦適性検査では操縦のテクニックをみているのではないと思います。操縦方法やテクニックは入学してから、嫌というほどみっちり練習するので心配いりません。それよりもマルチタスク能力や要領の良さ、指摘事項に対する修正能力が大切な気がします。

マルチタスク能力というのは、飛行機を操縦しながら管制官と交信したり、CAさんと情報交換したりと同時にいろんな作業をこなす能力です。一つの事に集中して一心不乱に取り組めるタイプの方は研究などには向いているかもしれませんが、パイロットには向いていないかもしれません。

指摘事項に対する修正能力も大切です。航空大学校や自社養成制度の訓練は、自分で訓練費用を負担するパイロット養成コースと異なり、税金や会社のお金で訓練をします。自費であれば上手くなるまで練習すればよいのですが、税金や会社のお金で訓練している以上、訓練をしてもらえる回数・時間が決められています。この決められた短い時間の中で操縦技術や知識を身に付けライセンスを取得していかなくてはならないのです。教官の指摘事項に対して、きちんと次回の訓練では修正されていることが必要になります。

”その夢を失くして、生きてゆけるかどうかで考えなさい。”
- ゲーテ - (ドイツの詩人、小説家、劇作家)

作成者: ふくろう機長

日系大手エアラインパイロット。
航空大学校卒業。
国内線・国際線に乗務し世界を楽しく飛び回っています。
パイロットは小学生からの夢。