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受験対策

航空大学校 受験対策 1次試験

航空大学校の入学試験は3次試験まで

航空大学校の入学試験は3次試験まであり、航空大学校の募集要項によると
第一次試験 :総合Ⅰ(筆記)、英語(筆記、リスニング)、総合Ⅱ(筆記)
第二次試験 :身体検査A(心理適性検査を含む)、身体検査B(脳波検査)
第三次試験 :面接試験及び飛行訓練装置による操縦適性検査
となっています。

私が受験した当時と少し変わっている可能性はありますが、筆記試験に関しては数学、物理、化学などの理系科目もありますが大学入試のセンター試験程度で十分対応できた記憶があります。後は、時事問題も出題されています。英語に関してはセンター試験よりも少し難易度が高い印象でした。出題範囲は、
総合Ⅰ:操縦士として必要な判断・処理能力(計算処理,空間認識,確率,資料の読取等)及び自然科学の基礎的知識
総合Ⅱ:時事問題を含む社会常識及び数学(数と式,二次関数,二次方程式,三角比,三角関数,指数関数,対数関数,微分,積分,平面図形,ベクトル等),自然科学(気象,力学,熱力学,波動,電気と磁気等)
となっています。

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パイロットの世界

エアラインパイロットのやりがい 2

空からの景色

コクピットからの景色。本当にこれに勝るものはなかなか無いな、と思います。
通常ジェット旅客機は高度9000mから12000mくらいの高度で飛んでいます。これくらいの高さだと例えば名古屋上空から太平洋と日本海が同時に見えますし、眼下に広がる地形も地図帳のようににきれいに見えてきます。
移り行く空の景色も絶景です。冬の澄んだ空気の日の関東平野の一面に広がる夜景、満天のプラネタリウム、朝焼けや夕焼け、赤道付近の夏の雄大な積乱雲、雪化粧した姿や紅葉で赤くなる山々、寒々としたシベリア。自然の美しさは見ていて飽きることがありません。

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パイロットの世界

エアラインパイロットのやりがい

乗客の想い

人生において飛行機を利用するのはどんな時でしょうか。旅行、仕事、留学、転勤、きっと様々な理由で飛行機に乗られていることでしょう。ずっと楽しみにしていた旅行、家族や友人に会いに行くための旅、修学旅行や新婚旅行、大事なプロジェクトを任されての移動、初めての飛行機・海外生活、などその人一人ひとりの想いをもって飛行機に乗ってこられるのだと思います。喜びや期待、ワクワク、驚き、不安・・・そんな一人ひとりの人生のドラマを想像しながら、そのお手伝いをする。また、空港に見送りに来られているかたをはじめ、乗客一人ひとりの周囲の人たちの想いも乗せながら。
絶対の安全を確保しながら、可能な限り快適に、時間通りに。コクピットから乗客の姿は見えませんが常に頭の中では考えながら最高のフライトを提供できるように頑張っています。
そして無事目的地に着いて、何事も無かったかのように飛行機から降りていくお客様の姿をふと見たときに感じる達成感こそが、私のパイロットとしての一番のやりがいです。

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受験対策

航空身体検査の受験対策

自分で航空身体検査を受験できる

受験対策の中で私自身一番心配していたのが航空身体検査でした。
勉強であれば自分の努力した分だけ能力は伸びますので、単純にしっかり準備・努力した人が試験を通過できるわけです。しかし、この航空身体検査だけは自分の努力ではどうにもならない部分もあります。その点が、例えば医師・弁護士等といった職業を目指して努力するのと異なる部分であり、パイロットとしてのライセンスの競争力を高めている点でもあると思います。
インターネットで「航空身体検査マニュアル」と検索すると、航空身体検査の適合基準が公開されていますから、一度目を通しておくとよいかもしれません。

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パイロットの世界

航空身体検査

第1種航空身体検査証明書

定期運送用操縦士、事業用操縦士、准定期運送用操縦士として航空機に乗り組んで業務を行うための身体検査証明書で、いわゆるお金をもらってプロのパイロットとして乗務するために必要な身体検査証明書です。
エアラインのパイロットの場合、たいていは二人乗りの旅客機に乗務しますので「航空運送事業の用に供する航空機に乗り組んでその操縦を行う場合」に該当し、60歳未満で1年に一度、60歳以上で6か月に一度更新があります。
その他に、第2種航空身体検査証明書という種類もあり、自家用操縦士としてプライベートで飛行機を操縦するため等に必要なライセンスもあります。

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パイロットの世界

パイロットの種類

様々な場で活躍するパイロット

皆さんはパイロットと聞けばどのような姿を想像するでしょうか。一口にパイロットと言っても実に様々な場所で活躍するパイロットがいます。エアラインで旅客機の操縦をする人もいれば、自衛隊などで軍用機の操縦をする人、またジェネラルアビエーションと呼ばれる写真撮影や遊覧飛行などに使われる軽飛行機やヘリコプターなどの小型機を操縦する人達もいます。パイロットを目指すにあたっては自分がどのようなフィールドで活躍したいのかイメージしたうえでその道に進む計画を立てていきましょう。